大野稼頭央(大島)

奄美大島で育まれたセンスの塊

大島(鹿児島)
大野 稼頭央(おおの かずお)
投手/175センチ64キロ/左投左打
【こんな選手】
腕を叩きつけるように投じる快速球が最大の魅力だが、状況に応じて本格派や技巧派に変身できる投球センス。ここぞの場面で抑えられる勝負根性も素晴らしい。投手ながら2番打者などでポイントゲッターとしての機能も光る。2年秋、九州大会決勝の九州国際大付戦で1番中堅手として猛打賞をマークするなど、打撃センスを評価するスカウトもいるほどだ。名前は日米で活躍した松井稼頭央(西武一軍ヘッドコーチ)の大ファンであった父親が命名した。

奄美大島の地域性 大学生が見た島/シマの素顔 [ 須山聡 ]

【中学時代】
出身チーム:龍郷町立龍南中学野球部(軟式)
主な成績(ポジションなど):大島地区ベスト4。3年夏に龍郷選抜チームとして第12回離島甲子園(対馬大会)に出場し、ベスト4。メインは投手であったが、捕手、三塁手、遊撃手も経験している。

【1年秋】
鹿児島県大会(2回戦)
:初のベンチ入りと同時に背番号1を着け、全2試合に登板。1回戦で武岡台をコールドで破るも、2回戦で鹿屋中央の好右腕・峯山叶聖と投げ合い0-3で敗れた。
【2年春】
鹿児島県大会(ベスト4):全6試合中5試合で完投(3位決定戦のみ未登板)。3回戦の樟南戦では自身初の140キロ台(最速144キロ)をマーク。強打の樟南から11三振を奪い、好左腕・西田恒河との投げ合いを制した。
【2年夏】
鹿児島大会(ベスト8)
:4試合中3試合で完投。準々決勝で鹿児島実に敗れた際に同僚の前山龍之助に0回1/3のみマウンドを譲っただけで、ほぼマウンドに立っていた。
【2年秋】
鹿児島県大会(優勝):全6試合で完投するというタフネスぶりを見せ、同校初の優勝に貢献。粘りの投球で、なんと6試合中4試合でサヨナラ勝ちを収めた。特に準決勝の樟南戦、決勝の鹿児島城西戦では、ともに延長13回タイブレークを制し、2試合で390球を投げ切った。
九州大会(準優勝):1回戦の大分舞鶴戦では延長10回の雨天引き分け(被安打6、奪三振16)。翌日の再試合でも完投(被安打10、奪三振12)し、激闘の連戦を制した。準々決勝の興南戦で完封した時点で球数が467球になり、球数制限である500球/1週間に近づいたため、準決勝の有田工戦からは1番中堅手として野手に専念した。
【3年春】
甲子園(1回戦)
:1回戦の明秀日立戦で先発し、初回のアウトはすべて空振り三振と好発進するも、2回、3回、4回に失点を許して、初戦敗退。169球を投げて被安打10、奪三振6、四球7、失点8(自責点8)。

【最速146キロ】
146キロ(2年秋終了時点):2021年5月に開催されたNHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会準々決勝の鹿児島商戦で最速146キロをマークする。
【変化球】
スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール
【その他】
50メートル走6秒3、遠投120メートル

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