越井颯一郎(木更津総合)

ヨイショ!とテンポのいい魂の投球

木更津総合(木更津総合)
越井 颯一郎(こしい そういちろう)
投手/178センチ75キロ/右投右打
【こんな選手】
1球投じるたびに「ヨイショ!」という気合いの声を発して、テンポのいい投球で打者をなぎ倒していく。構えたミットにバシッと決められるストレートは実に爽快だ。気迫あふれる投球が目立つが、冷静さも併せ持ち、ピンチにも動じない堂々たる投球を見せる。

Yell sports (エールスポーツ) 千葉 vol.34 2022年 01月号 [雑誌]

【中学時代】
出身チーム:千葉北リトルシニア
主な成績:中学3年の7月、リトルシニア日本代表として米国イリノイ州で開催されたMCYSA全米選手権大会に出場。日本代表として6連覇を経験した。

【1年秋】
千葉県大会(優勝)
:背番号10でベンチ入り。2回戦の市銚子戦、準々決勝の八千代松陰戦ともに失点1の完投勝利(7回コールド)。決勝の東京学館では先発し、3回1/3を投げ、被安打4。
関東大会(ベスト8):初戦(準々決勝)の常総学院戦で8回から登板し、1回2/3を投げ、被安打6、自責点1。
【2年春】
千葉県大会(3回戦):2回戦の松戸六実戦で2番手として登板し、無失点で切り抜けた。3回戦の東京学館浦安戦で先発するも降板し、チームは敗れた。
【2年夏】
千葉大会(準優勝)
:背番号11を着け、ベンチ入り。4回戦の佐倉東戦で先発し、2回を投げ、6者連続奪三振のパーフェクト。準決勝の中央学院戦では7回から登板し、3人斬りで試合を締めた(7回コールド)。決勝では専大松戸に敗れたが、7回から登板し、1回2/3を失点0。
【2年秋】
千葉県大会(優勝):3回戦の東海大市原望洋では被安打3、奪三振6の完封(6回コールド)。準々決勝の市船橋戦では9回を自責点3で粘り、延長10回の勝利につないだ。準決勝の八千代松陰戦では被安打5、奪三振10で完投し、関東大会出場を決めた。決勝は拓大紅陵は未登板。同僚右腕・金綱伸悟が完投した。
関東大会(ベスト4):1回戦の帝京三戦で被安打2、奪三振7の完封すると、準々決勝の東海大相模戦では被安打6、失点1の完投勝利。準決勝の明秀日立では8回から登板し、2回を被安打1、失点0に抑えた。全3試合20回を投げ、自責点1と抜群の安定感を見せた。
【3年春】
甲子園(2回戦)
:1回戦の山梨学院戦で先発し、被安打6、失点1で延長13回タイブレークを制した。両チームの投手(越井颯一郎、榎谷礼央)がタイブレークの試合で完投したのは春夏を通じて初めて。2回戦の金光大阪戦でも先発し、7回を投げて被安打4、奪三振11、四球2、自責点1(失点1)と好投。試合は2試合連続でタイブレークも、3-4で惜敗。甲子園での2試合タイブレークも春夏通じて初めて。

【最速146キロ】
146キロ(2年秋終了時点)
【変化球】
スライダー、カーブ(70キロ台の超スローカーブも)、チェンジアップ、カットボール
【その他】
50メートル走6秒5、遠投105メートル

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