巧みなサイドハンド右腕
和歌山東(和歌山)
麻田 一誠(あさだ いっせい)
投手/174センチ70キロ/右投左打
【こんな選手】
ギュッギュッと曲がるスライダーが来たかと思えば、次はツーシームやカットボールなど打者の手元で微妙に動く変化球でバットの芯を外す。サイドハンドからテンポよく、打者を打ち取るのが実に巧い。同校OBのサイドハンド右腕・津森宥紀(ソフトバンク)に憧れ、滋賀県から和歌山東へ入学した。
【中学時代】
出身チーム:守山リトルシニア
【2年夏】
和歌山大会(ベスト4):未登板。
【2年秋】
和歌山県大会(準優勝):このシーズンから公式戦初登板。準決勝の智辯和歌山戦では投→左→投→右→投と3度マウンドに上がる継投で夏の全国王者に5-4で競り勝った。
近畿大会(準優勝):準決勝の金光大阪戦では2回と3回に満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、粘り強い投球で準優勝に貢献した。
対戦相手 登板 回数 安 振 球 点 責
大阪桐蔭 交代 4 8 1 3 6 5
金光大阪 先発 7 8 4 3 1 1
京都国際 交代 4.2 5 1 1 1 1
八幡商 先発 9 6 4 1 1 1
【3年春】
甲子園(2回戦):1回戦の倉敷工戦では、投→二→遊→投→右→投と4ポジションを守り、3度マウンドに上がるフル稼働の活躍。春夏通じて初出場の同校に初白星をもたらした。
対戦相手 登板 回数 安 振 球 点 責
浦和学院 先発 4.1 9 1 1 5 5
倉敷工 先発 9 4 1 4 1 1
和歌山県大会(ベスト8):準々決勝の日高戦で粘り強く3失点完投するも1-3で敗れる。
【3年夏】
和歌山大会(ベスト4):春夏連続甲子園こそならなかったが、準々決勝の市和歌山戦では試合後半、米田天翼とのしびれるような投げ合いを制した。
【投球】
対戦相手 登板 回数 安 振 球 点 責
紀北農芸 先発 3 1 2 2 0 0
耐久 先発 5 3 2 3 0 0
市和歌山 交代 3.1 0 2 0 0 0
桐蔭 交代 3.1 4 6 3 4 4
【最速134キロ】
134キロ(3年春の時点)
【変化球】
スライダー、カットボール、ツーシーム、シンカーなど
【その他】
50メートル走6秒2、遠投100メートル