大技小技で魅せる逸材外野手
二松学舎大付(東京)
瀬谷 大夢(せや ひろむ)
外野手/175センチ80キロ/右投左打
【こんな選手】
ガツーンとチームに流れを引き寄せるハードパンチに驚いていたら、次は意表を突くセーフティーバントで瞬く間に一塁へ到達。スピード感あふれる走塁も大きな魅力だ。大技小技でスタンドを沸かせられる万能型の4番打者だ。
【中学時代】
出身チーム:友部リトルシニア
主な成績:中学3年の8月、リポビタンカップ第47回日本リトルシニア日本選手権大会出場(1回戦敗退)など。
【1年秋】
東京都大会(ベスト4):3回戦の佼成学園で2点本塁打をマークするなど、全5試合、17打数6安打、本塁打1、二塁打1、打点5、盗塁3。1年生ながら3番中堅手として存在感を示した。
【2年春】
東京都大会(ベスト4):準決勝の日大三戦で2番打者。その他の試合は3番打者(中堅手)として活躍する。
【2年夏】
東東京大会(優勝):背番号17。3番中堅手として出場し、準決勝の帝京戦では決勝の2点二塁打をマークするなど、全6試合、15打数3安打、二塁打1、打点2、三振2、四死球4、犠打4、盗塁3、失策0。
甲子園(3回戦):背番号17。2回戦(初戦)の西日本短大付戦で3番中堅手として出場し、4打数0安打。
3回戦の京都国際戦でも3番中堅手として出場し、4打数0安打。
【2年秋】
東京都大会(準優勝):背番号17。全6試合で4番中堅手として先発出場し、19打数12安打、本塁打2、打点11。1回戦の錦城戦で満塁本塁打を含む4安打を放つなど、6試合中4試合でマルチ安打をマークした。
※予選を含むと秋の公式戦、全8試合、24打数13安打、二塁打1、三塁打3、本塁打2、打点14、三振1四死球5、犠打3、盗塁4、失策0。
【3年春】
甲子園(1回戦):背番号8。1回戦の聖光学院戦で4番中堅手として出場し、好右腕・佐山未来から4打数2安打、二塁打1をマークする。
東京都大会(準優勝):コロナ集団感染による練習自粛が続き、チームはぶっつけ本番での出場。初戦(2回戦)の実践学園戦では2-10と一時はコールド寸前も、瀬谷が決勝の2点適時打を含む4安打5打点と気を吐いた。
関東大会(2回戦):初戦(2回戦)で山梨学院に4-8で敗れるも、4安打と打ちまくった。
対戦相手 打 安 二 三 本 点 球 犠
山梨学院 5 4 1 0 0 1 0 0[3・左、中]
【3年夏】
東東京大会(優勝):初戦(3回戦)の立教池袋戦、8回に逆方向へコールドを決めるサヨナラ本塁打をマークする。
対戦相手 打 安 本 点 球 犠
立教池袋 5 2 1 2 0 0[3・中]
城西 4 1 0 1 0 1[3・中]
錦城学園 2 2 0 0 2 0[3・中]
文京 4 2 0 3 0 0[3・中]
帝京 3 0 0 0 1 1[3・中]
日体大荏原 4 2 0 0 0 0[3・中]
甲子園(3回戦):3試合で9打数5安打。特に社戦の4安打が際立った。
対戦相手 打 安 二 三 本 点 球 犠
札幌大谷 1 0 0 0 0 0 2 1[3・中]
社 4 4 1 0 0 1 0 0[3・中]
大阪桐蔭 4 1 0 0 0 0 0 0[3・中]
【高校通算本塁打】
18本塁打(2年秋の時点)
【その他】
50メートル走6秒2、遠投90メートル